自給自足の暮らしとは
さて、今回は生産者編の内容をお送りさせて頂きます。
先日、訪れたのは千葉県在住で自給自足を試みているご自宅です。
突然ですが、皆さんは【自給自足】というとどんなイメージが浮かぶでしょうか???
特に都内在住の方であれば、自給自足をしている方って本当にいるの?
と思ってしまうこともあるかと思います。
やはり、東京では中々作物や動物を育てる環境が少ないことが事実としてあります。
当時の私も【自給自足】はイメージがありましたが、そんな人って本当にいるの?
と思うこともありました。
今回、伺った方のお家はまさに昔の日本人のような生活をされていると感じました。
こちらの下の写真。
実は養鶏場ではなく、この方が自宅で飼育しているニワトリなのです!
ニワトリを野放しで飼育する養鶏場は、日本では非常に少ないと耳にします。
養鶏場のケージ内で飼育されているニワトリは、多くのストレスがかかっています。
一方で、野放しで飼育されているニワトリはストレスなく伸び伸びとしています。
この違いがどんな影響を及ぼしているかはわかりませんが、
私たち人間でも常にストレスにさらされている人と伸び伸びしている人では
大きな違いがあるのはお分かりかと思います。
餌を求めて大地を駆け巡っている様子は都会では見ることはできませんし、
ずっと見ていられるほど心が落ち着きます。
この平飼いで育てた卵を今回ありがたいことに、おすそ分けして頂きました!
生みたて卵を実食
早速、梅林本店店長の立石さんに生みたての卵で、「だし巻き卵」を作っていただきましたが、
調味料の味が少なくても卵本来の味があり、体に優しい薄味になっていました。
肉厚や弾力もあり、天然で育った卵でこんなに味・触感が変わるものなんだと思いました。
因みにですが、卵の黄色はビタミン剤などがなく餌も天然のものを与えると薄い色になるそうですよ。
普段当たり前のように食べている食事もちょっと生産者さんとの関わりを持つだけで、
気付かなかったことが沢山見つかります。
今目の前にある食事にもっと感謝するようになりますよ?
そのようなちょっとした気づきも発信していければと思います。
飲食店として、【食】を通して地域に貢献する活動をこれからもしていきます。
その為にも生産者の方との交流を少しずつ取り組んでいきます!
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